経営業績や資産状況を「見える化」して分かりやすくサポート（3/3）

社会保険労務士と二人三脚でワンストップ対応

　きめ細やかなアドバイスと誠実な人柄で、数多くの顧客を抱えている岡﨑さん。顧客から厚い信頼が寄せられている理由のひとつに、心強いパートナーの存在があります。それは社会保険労務士であり、妻でもある岡﨑麻美さん。彼女もまた同所に「岡﨑麻美社会保険労務士事務所」を構えています。

　「税理士試験に合格する以前から、妻には社会保険労務士の資格をとって仕事を手伝ってほしいと頼んでいました。意外にも快諾してくれて、子育てをしながら社会保険労務士のキャリアを磨いてくれました」

　麻美さんの前職は、流通業界で人材育成に携わる教育インストラクター。岡崎さん同様に異業種からの転身ですが、「人に関わる仕事という意味では、インストラクターも社労士も同じです。前職の経験があるからこそ経営者や従業員の気持ちも理解できる」と話します。具体的には、「アルバイトを正社員に登用するタイミングは？」「問題社員の対策はあるか？」「法律が変わった時、社員の待遇はどうする？」といった雇用に関わるさまざまな問題を、経営者側の視点だけでなく従業員と直接交渉をするなど、実務と法律を踏まえて親身なアドバイスを行っています。

　労務管理や社会保険に関する相談・指導を行う社会保険労務士は、財務会計や経営相談に対応する税理士とともに企業経営には欠かせない存在です。岡﨑さんの事務所では、顧客の要望に応じて税理士と社会保険労務士が同席し、税務と労務をダブルでサポート。連携以上のパートナーシップで、強力なワンストップを実現しています。
　
（取材年月：2012年11月）

■岡﨑正毅プロのプロフィールを見る

⇒会社設立から相続まで「税の町医者」として分かりやすく対応