教科書を徹底活用して学ぶ喜びを教えたい（3/3）

五教科二百点だった中1男子が一年で四百点超え

また、アズの大きな特徴の一つが、「徹底的に教科書を学ぶ」ということ。教科書から基本概念を多面的に学ぶことで、入試にも対応できる真の実力を養っています。「学ぶことの楽しさ、面白さを気づかせ、知的好奇心を抱いてほしい。会話のキャッチボールを繰り広げながら『なるほど』と思わせ、勉強の醍醐味を知ってもらいたいのです」

そういった“王道”とも言えるやり方が実は近道だと分かり、「いろいろ回って結局アズに決めた」という生徒が増加中。谷口さんの元には入会者からの喜びの声も次々届いています。

部活動で忙しく、勉強できなかった金沢市の中学一年生の男の子は、五教科合計二百点だったのが、約一年後には四百点を上回る結果に。五十代の社会人女性は一念発起して大学進学を目指し、三年がかりで見事、金沢大学に合格しました。不登校の生徒の母親から「子どもが『先生が来るのが楽しみ』と言っている。いままでこんなことはなかったのでびっくり。嬉しくて涙が出てきます」とメッセージをもらったケースもあるそうです。

「私が携わったことで勉強に対する価値観が変わったり、気持ちが楽になってくれればこんなに嬉しいことはないですね」とにっこり。「まずは一度お会いして、学習相談させてください。そうすれは必ず何かしらの足跡を残します」と力強い表情。谷口さんとアズに集う家庭教師に出会えた生徒たちは、学力を伸ばすということだけにとどまらず、生涯を通して役立つ“学ぶ心”を身につけていくのだと確信しました。

（取材年月：2017年11月）

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⇒学習相談から教師の選定まで代表が一貫して対応する姿勢が強み