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鈴木崇史プロのご紹介

至誠は天に通ず! 企業の成長を助け、日本を元気にしたい(2/3)

鈴木崇史さん商談風景

先人の知恵に学んで、現代のマネジメントに応用する

 経営コンサルタントというのは、マネジメントの世界で例えると、医者のような役割を果たします。業種のジャンルを問わず、経営面で何か問題が起こったとき、あるいは問題が起きる前から、気軽に相談できるプロが必要です。
 前職では銀行員や社長秘書、ショップ店長を務めたことから、鈴木さんのスタンスは非常に明確でユニーク。銀行融資の知識が豊富で、経営計画作成のノウハウや、実際に会社や店舗の経営に関わった経験を生かすだけでなく、事業者の志に寄り添いながら、一緒に考え、悩み、「共考」するというものです。
 「経営者が本当に何をしたいのか、その会社がどんな強みを持っているのかにフォーカスすることが大事です。最終的な答えは、その人・その企業が持っている。私の役目は共に考えて、答えに行き着くのを手助けすることにほかなりません」

 黒田官兵衛や山本五十六など、マネジメントの才能に優れた歴史上の人物に造詣が深い鈴木さんは、経営戦略を分かりやすく説明するために、昔の偉人の格言を用いて、クライアントとシェアすることもあるのだとか。
 例えば、「兵に常勢なく、水に常形なし」というのは古代中国の兵法家・孫子の言葉で、「物事は状況に応じて臨機応変に行うべきであり、最初から決まったやり方はない」という意味ですが、マネジメントの手法は千差万別。過去の実績ばかりにとらわれて、従来の方法に固執していては、現状の問題を打破することはできません。
 鈴木さんご自身が平均起業年齢に近く、比較的若い起業者でも相談しやすいというメリットもあります。若手であるが故に柔軟な思考が生まれやすい一方で、企業のトップから現場まで、さまざまな経験知を得てきたからこそ、鈴木さんならではの手腕が発揮されるといえるでしょう。

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