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高瀬雅士プロのご紹介
お墓の建立、修繕などを手掛けて五十余年。業界と顧客の架け橋を目指す(3/3)
「待ち」から「攻め」の姿勢で業績向上。「業界で革命を起こしたい」
幼少の頃から家業を継ぐ気でいた高瀬さん。高校卒業後、父から「外の世界を見てこい」と言われ、いったんは愛知県の自動車メーカーで働きます。しかし21歳の時、父が病気で倒れ帰郷。2013年の引退を受けて代表に就任しました。
「当初は社長としての自覚が甘かったですね。従業員時代と同様、仕事に対して『待ち』の姿勢でいたので、業績は落ちて行きました」
転機となったのは、現状を変えようと通い始めた経営者セミナーです。「営業のノウハウを勉強し、同業者組合や商工会、消防団の集まりに顔を出すことで人脈が広がり、業務拡大につなげることができました。『攻め』の姿勢を心掛けることで、仕事の面白さも分かってきました」
事業を立て直した高瀬さんは、石材業界の底上げを考えるように。「私たちが何をしているか、あまり知られていない。お客さまとの架け橋となり業界を盛り上げたい」と始めたのが、近隣の小学生を招いた自社工場の見学です。
「子どもの学校でPTA会長を務めていた時、お世話になった先生とのご縁で実現しました。墓石に字を掘ったり、重い石をクレーンで運んだりする光景が新鮮だったみたいで、お礼の手紙にはその様子が生き生きと書かれていましたよ」
さらに、写真を転写したペットのお墓、石のキッチン用品、仏壇の代わりに家に小さなお墓を建てる「手元供養」など、多くの人に興味を持ってもらうべく、新しいアイデアを次々と送り出しています。
「高知県の石材業界ではまだ若手ですが、将来は業界を担う存在になりたい」と意欲を見せる高瀬さんの挑戦は続きます。
(取材年月:2022年8月)
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