橋場祐太プロのご紹介
不動産×ITで十和田市の活性化につなげたい(2/3)
市場動向や入居者ニーズなど地域ならではの情報を「見える化」
学生時代から、紙などのアナログよりデジタルの情報を扱う方が効率がよく、自分には合っていると感じていたという橋場さん。大学院卒業後に、家業ということで飛び込んだ不動産業界は、紙と電話、FAXを使って仕事を進めることが当たり前でした。新たなサービスを展開するためには、「法律上のルール以外は〝こうしなければいけない〟と決めつけないこと」。そこから、発想が生まれるそうです。
例えば、来店客が物件の相談をする際に記入してもらっていた用紙を、ネット上の申し込みフォームに変更したことも取り組みの一つ。物件探しのピークや、入居者のニーズが高い設備など、これまでは紙の資料から一つ一つ集めるしかなかった情報を、スピーディーにデータベース化できるようになり、市場分析に役立てています。
「東京など大都市の情報は、大手企業などが分析し、次々公表されますが、青森県や十和田市といった地方が取り上げられることはほとんどありません」と橋場さん。新型コロナウイルス感染拡大を機に、テレワークの普及や脱ハンコなど、「これまでの当たり前」が見直される動きも、追い風に。
「十和田市に住みながら、テレワークで東京の仕事をすることも、夢の話では既にありません。IT化により仕事の効率化を図れば十和田を含め、青森はもっと楽しく、生産性を上げて仕事ができるはずです。まずは、自分自身が様々なツールを試し、便利さを周りにも伝え、十和田、青森での生活が〝とっても便利〟と思ってもらえるようになれば」と、IT化がもたらす地元の活性化にも期待を寄せています。
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