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黒岩義臣プロのご紹介
防災に特化した資材の開発・企画で、町と人に新しい価値を提供(1/3)
見えないところで地域の防災機能を支えると同時に、家庭向けの防災製品を開発
日本各地で頻発している自然災害。九州では地震や豪雨に見舞われました。福岡県久留米市で、道路側溝や集水桝といったコンクリート2次製品を製造する「八洲セメント工業所」の黒岩義臣さんは、たびたび災害の現場に立ち合った経験から「壊れてから復旧するということの繰り返しでは命を守ることは難しい」と悟ります。2003年、防災に特化した資材の企画・開発を行う新事業「ハッシュウ」を創業しました。
コンクリート以外に防災資材も多く取り扱う同社では、豪雨による水害を想定して、地下に雨水をためて浸透させるシステムを構築。主に県内公共施設のグラウンドや駐車場の地下に設置されています。同じく同社が手掛けたさびにくく軽量な繊維製の法面保護・補強用資材は、鉄製に代わるものとして河川の護岸にも使われています。
「見えないところで被害を最小限に抑える役割を担っています」と黒岩さん。必要以上に景観や自然環境を壊さないよう、法面保護資材は河川の生物や人体に優しいという点も重視。また一刻を争う災害復旧の際にスピーディーに対処できるよう、取り扱いの利便性についても工夫しています。
また「防災はそれぞれの家庭でも対処するべきもの」と、これまで培った技術を個人向けの防災製品の開発に注ぎました。
サイクリングロードや避難誘導板に使われているLEDや蓄光製品は、ソーラー式の完全防水仕様。水没にも耐えられるほどの耐久性があります。黒岩さんは「住宅の玄関などの防犯対策や停電時のほか、山間部や急斜面などにも有用」と考えて製品化を進めています。
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