中村信介プロのご紹介
「事実」「証拠」「法律構成」「法廷技術」で依頼者の信頼に応えます(2/3)
大切なのは、どこで決着させるのが、その人にとってより良いのかを考えること
遺産相続をめぐり、親族間で発生したトラブルを解決してほしいという相談も多く寄せられています。最近は、遺言書を残す人も増えましたが、自筆で遺言書が書かれている場合は、その筆跡が本当に故人のものなのか、もしそうだったとしても、作成時に遺言をする能力があったのかで、相続人の間でもめるケースがよくあります。
「どんなに仲がよくても、問題は生じます。遺言書の真偽を確かめるために、故人が生前に書き残した筆跡が遺言書の筆跡と同じかどうかを筆跡鑑定してもらうことがあります。また、故人のかかりつけ医に当時の健康状態などを聞いたり、かかりつけ医がいない場合は、故人の普段の行動がどうだったかを家族に尋ねたりします。話し合いで収まる場合もありますが、感情的にこじれてしまうと、裁判で決着させるしかありません」
依頼者を説得するのも、弁護士の仕事です。仮に判決になった場合、過去の裁判例から見て依頼者が不利だと思えば、判決を受ける前により有利な条件で和解するよう提案しています。判決が有利だとしても、裁判にかかる時間やそれに伴う依頼者の心理的負担を考えて和解を勧めることもあります。
「大切なのは、どこで決着させるのが、その人にとってより良いのかということです。それをできるだけ早い時期に判断できるよう、依頼者の主張や集めた資料から見極めるようにしています」と、中村さんは話します。
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