日和和枝プロのご紹介
北海道で綿花栽培に取り組む農家とその仲間たちで綿の魅力を発信(1/3)
自分の手で育て、糸を紡いで作った肌ざわりの良い綿製品を多くの人に
北海道の小樽市に住む「こっとん・ふぁ~む 花畑鮮花」の日和和枝さんは、綿花を栽培する農家です。種植えから摘み取りまでを一人で行い、綿を収穫したあとは、日和さんの仲間が糸を紡ぎ、織って綿製品を作っています。現在は、日和さんの他に数人しか仲間がいないため、生産量、製品の数ともに多くはありませんが、これからは、綿づくりに興味を持ってくれる人と一緒に事業を広げていこうと計画を立てています。
「かれこれ17年ほど綿花の栽培に携わっています。鉢植えからスタートし、自宅のビニールハウスや小学校の温室、農業センターなどを経て、2014年からは余市郡の綿畑を拠点に活動しています。綿は温かい地域に適した植物なので、北海道で育てるのは難しいと考えられていましたが、私もなかなかうまくいかず、あきらめそうになった時もあります。それでも試行錯誤を繰り返した結果、条件が合えば寒い土地でも、栽培が可能だということがわかりました」
2019年には、同じ志を持つ人たちと「きたわたプロジェクト」を立ち上げた日和さん。綿花を育てて綿摘みし、綿についている種やゴミなどを取り除く綿くりと呼ばれる作業や、糸紡ぎ、染め、機織りを経て一枚の布に仕上げていきます。
「今は、タオルやミニハンカチなど、主に肌に触れる商品を手掛けています。実際に手に取ってもらうとわかるのですが、ものすごく弾力があって気持ちがいいんです。年々いいものが作れていると、自分の肌でも実感しています」と笑顔を見せます。
<次ページへ続く>
日和和枝プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
不在時は折り返しますのでメッセージを残して下さい。
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
日和和枝のソーシャルメディア