林真理プロのご紹介
子どもの自ら学ぶ姿勢を大切に、英語を通して広がる世界を楽しもう!(1/3)
子どもの発達段階に応じ、ストレスなく楽しみながら実用的な英語力の育成を目指す
「子どもは『覚えなさい』と強いられると、かえって英語を嫌いになってしまいます。子どもの発達段階に応じて、とにかく負担なく楽しむこと。それが英語学習を続ける秘訣です」
そう話すのは、京都府長岡京市で「eel英会話」を開く講師の林真理さん。園児から高校生を対象に、最大6人までの少人数制クラスを展開。自分の考えや意思を的確に表現し、多様な人たちとコミュニケーションを図る“英語の運用能力”の育成を目指しています。
長年の指導経験から「英語は音から入るのが効果的」と、文法に関しては、苦手意識が芽生えないよう少しずつ取り入れ、小学校高学年から過去形や現在完了形、未来形などに触れ、中学の授業につなげます。
「高校生以上は、各分野の専門家や著名人などの講演を配信する『TED Talks』を活用し、ネイティブスピーカーのスピーチを聞きながら文法を理解し、そのスピードで話せるよう練習します。ネイティブの速さで流れる会話に慣れ、実際に使われている生きた英語を吸収してもらうことが狙いです」
林さんは、スペリング(つづり)と発音の関係性を学ぶ音声学習法「フォニックス」も採用。A(エー)はæ(エア)など、発音を習得することで英語を正しく読めるように。耳で聞いた単語のスペルも分かるようになり、話す・聞くに加え読み書きの力も備わるそう。
「それぞれが習った表現をアウトプットする機会として、スピーチ発表会を毎年開催しています。正確さを競うものではなく、人前で英語を話す抵抗感をなくし、伝える喜びを感じてもらうのが目的です」