平野隆爾プロのご紹介
洗練された外科スキルと先進的な医療設備で優しい獣医療を提供(1/3)
愛犬が突然歩けなくなった経験が獣医を目指した原点に
右京動物病院の院長、平野隆爾さんは子供の頃から犬や猫など、いろいろな動物とともに過ごしてきました。そんな環境に育つなかで漠然と将来は獣医になりたい、と考えていたそうです。大きなきっかけは愛犬のダックスフント小豆が5歳の時に、椎間板ヘルニアになったこと。椎間板ヘルニアの症状は突然始まります。
「昨日まで元気に散歩していた子なのに、急に歩けなくなるんです。後ろ足が動かなくなって、小豆自身もなぜ歩けなくなり、なぜ痛くなっているのかわからなくてパニックになっていました。私自身もどうしてやることもできず、すごく悲しかったのを憶えています」と当時を語る平野さん。
その症状はグレードV。その頃、京都には椎間板ヘルニアの治療ができる動物病院がなく、平野さんは高度医療が受けられる大阪府立大学の獣医臨床センターへ小豆を連れて行くことに。治療の結果、後肢の麻痺が回復することはありませんでした。しかし、痛みは緩和され、小豆は家族の愛情と介護を受けながら十六歳と半年という長い生涯を幸せに生きることができたそうです。
「家族の愛情と覚悟があれば、動物たちは麻痺など気にせず強く頑張ってくれます。私たちは愛する家族の命を諦めてほしくありません。この病気で亡くなる子がいない世の中にしたいと獣医師を目指すことを決意したんです」
平野さんは猛勉強の末、小豆が治療を受けた大阪府立大学の獣医学部へ進学することになります。
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