住まいと暮らしの設備のワンストップ窓口（1/3）

すべてのライフラインエネルギーに精通

　給湯機器の突然の故障で「あれ？お湯が出ない、困ったな…」という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。東日本大震災を経験した東北の人々は、ライフラインの大切さを身に染みて感じていますが、それでも日々の暮らしで突然お湯が出なくなる事態になるとほとんどの方が焦ってしまうはず。そんな時、すぐに対応してくれるサービスがあると知っていれば安心です。

　1946年創業の「ツネマツガス株式会社」は、LPガスから、ガス機器、住宅設備機器の販売、ガス工事、リフォーム工事まで、ライフラインに関するさまざまなサービス、設備を請け負う、いわば暮らしの総合プロデュース会社。3代目で社長の常松泰成さんは「安全・安心第一」という自社のスローガンのもと、社員とともに業務に取り組む日々を送っています。ツネマツガスの大きな強みのひとつが、現在約6000軒に供給しているLPガスに加えて、都市ガス、オール電化、太陽光発電も手掛け、すべてのライフラインエネルギーに精通していること。
　「設備にはそれぞれ特徴があり、それを理解して選択することが大切。実際に使用するご家庭の使い方、家族構成、生活サイクルによって合う機器は変わりますので、それらを確認した上で、お客さまが設備に望むものを聞き取ること、それが私たちがお客さまにお会いして必ず最初にする仕事です」と常松さん。その中で、事業の太い柱・LPガスは、2011年の震災時にその強さを多くの人々からあらためて評価されました。

　そうした業務の中で日々感じていたことがあった、と常松さんは話します。「日々の急な困りごとに対する対応力の高さはうちの強みのひとつ。それをもっとお客さまに役立てられるサービスにできないだろうか」。その思いを形にして2023年10月にスタートしたのが「即湯（そくとう）サービス」です。

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【次ページ】「お湯が出ない、困った！」に即対応の「即湯サービス」

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