交通事故の被害者がさらに被害者にならないために（1/3）

弁護士が入る・入らないで、賠償金が大きく違います！

　皆さん、交通事故に合われたときにまず電話するのは警察、それから保険会社でしょうか？もしも大事故だった場合、どうしていいかわからない場合は、迷わず弁護士に電話をして代理人をお願いした方がよさそうです。「一番身近なトラブルなのに一番遠慮が多く、権利主張ができないトラブルでもあるのが交通事故です。保険会社任せで、弁護士に頼まないことですさまじく損をされている方もたくさんいらっしゃるのです」と語るのは、兒玉総合法律事務所の兒玉博信さん。約4年前から交通事故被害救済弁護士として年間100件以上もの交通事故問題を処理してきている、宮崎を代表する交通事故に強い弁護士です。

　「私は交通事故加害者の側につくことは絶対にありません。必ず被害にあわれ苦しんでいる方々の立場に立ちます。でも保険制度では、加害者には示談交渉サービスによる強力なサポート体制がありますが、被害者の方には何もないのが現実。しかも損害保険会社の代理人になっている弁護士は、弁護士の中でも優秀な方が多いのです。その代理人に対して被害者の方おひとりで立ち向かうことは、本当に難しいと思います」。だからこそ、被害者の方は迷わず弁護士事務所に連絡をしてほしいと兒玉さんは言います。

　そもそも兒玉さんご自身が弁護士になろうと思われたのは、阪神淡路大震災のときだったそう。「人の命は儚ないものだと。一生懸命生きていても、ある日自分の身に覚えのないことで不幸になって命がなくなってしまうことがあるのか、と思ったときに、自分が生きている証を残せる仕事をしようと、いつ命が消えても」。そこで選んだのが弁護士という仕事。債務や相続などの相談もあるなか、交通事故被害へ特に力を入れているのは、出発点にこのような想いがあったからでしょう。

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