栗原憲二プロのご紹介
個性を尊重する服薬指導、在宅ケアで地域の健康を支えたい。(2/3)
高齢化で増加する在宅ケア。薬剤師だからできるサポートを目指す。
ふじやま薬局ではターミナルケアにも注力しています。病気が進行した終末期に「住み慣れた自宅で最期を迎えたい」と考える人は少なくありません。
在宅での看取りを希望する人には多くの場合、訪問診療や訪問看護によって在宅ケアが行われますが、終末期には症状の急変や身体的な痛みに対応する薬の管理が必要になります。このような場面で薬剤師の在宅訪問は重要な役割を果たします。
ふじやま薬局は24時間365日、稼働体制を整えて、緊急時には医療機関やケアマネージャー、本人、家族からの連絡で薬剤師が対応しています。どの薬剤師でも対応できるようチームで情報を共有しながら取り組んでおり、栗原さんは「薬を必要とする人には、一人一人違ったニーズがあり、その人にあった薬剤業務をいつでも提供できることが大切です」と話します。
また、個人宅はもちろん、グループホームや有料老人ホームなど介護施設への訪問も行っています。在宅ケアでは、地域の医療機関やケアマネージャー、薬局の連携が大切です。服薬はもちろん、食事を3食きちんと摂れているのかなどの生活の様子を互いに共有することが適切な在宅ケアにつながるからです。「薬剤師は薬の知識しかないと思われがちですが、口から入ったものがどのように排泄されるのかを含めて総合的に考えることが薬剤師の仕事。これからも”移動する薬局”として、利用者の気持ちに寄り添える取り組みをしていきたいです」
<次ページへ続く>
栗原憲二プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
栗原憲二のソーシャルメディア