栗原憲二プロのご紹介
個性を尊重する服薬指導、在宅ケアで地域の健康を支えたい。(1/3)
「離れて暮らす両親が心配…」。そんな人にこそ頼ってもらえる薬局に。
医師が発行した処方せんを基に薬を調剤し、薬の使い方などの情報と併せて提供してくれる調剤薬局。富士市の保険調剤薬局「ふじやま薬局」は整形外科医院の門前薬局として来店する人への調剤、服薬指導はもちろんのこと、在宅診療を行う医療機関と連携し、個人宅や介護施設へ出向いて対応する在宅ケアにも力を入れています。
薬剤師として勤務する栗原憲二さんは「少子高齢化が進む中、一人暮らしの高齢者が増えており、在宅で薬剤師が担えるケアの必要性を実感しています」と話します。例えば、薬の飲み忘れがあったり、薬の種類が多く服薬が面倒に感じてしまったり。一緒に暮らす家族が居なければ薬の飲み忘れに気づかないこともあります。そんな悩みに対応できるのが薬剤師の在宅ケアです。
「薬は用法用量を守って飲むことが大切です。例えば、複数の薬であれば、同時に飲めるよう薬を一包化することもできます。訪問する中で、その人の生活や個性、悩みに応じた服薬方法を考え、医療機関に提案します」と栗原さん。
これまでの活動の中で、処方された薬を多く余らせてしまうケースや薬局で受け取った薬をベットの下に落として見失ってしまうケースもあったそう。「どのように薬を飲んでいるのか、困っていることはないのか。訪問して発見できることもあります。医療機関やケアマネージャーと情報を共有し、連携しながら在宅ケアに取り組んでいます」
核家族化が進む中、高齢者世帯は増加傾向にあります。「離れて暮らす高齢の両親がきちんと薬を飲めているのかなど不安に感じたら、気軽に相談していただきたいです」
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