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阿部景衣子

内なる美と健康を引き出す肌再生・生涯健康術のプロ

阿部景衣子(あべけいこ) / 美容健康サロン経営

トータル美還元サロン mindエステ

コラム

美肌のプロが解説!乾燥を防ぐ効果的な保湿ケアについて

2024年1月31日 公開 / 2024年2月14日更新

テーマ:美肌への道

コラムカテゴリ:美容・健康

皆さま、ごきげんいかがですか?
肌再生・生涯健康術のプロの阿部景衣子です。

前回は、育毛だけではない自律神経を整える頭皮ケアについてお話させていただきました。
(詳しくはこちら

前回でもお話しましたが、首や顔、頭はセンシティブな神経の集まる特別な部分で、
しかも 常に紫外線や人の視線にもさらされて、色んな意味でのストレスを受けやすい部位でもあります。
一番老化(シミ、たるみ、シワ)が顕著に出る部分が首から上になります。

今回は一番乾燥するこの時期に行いたいお顔の部分パックから
全身の保湿のお手入れについてお話したいと思います。

こちらのコラムは美を意識される女性だけではなく、
ケアの仕方がわからない男性や
将来に向けて美肌になる為のケアを探しているお若い世代の方、
これまでのケアが今の年齢と合っている疑問に思っている方など
老若男女関係なく行っていただけるケアになります。

目次から気になる部分だけお読みいただいても大丈夫です。
ぜひ、日々のケアにご活用ください。



目元・口元の保湿のケア


①目元の保湿のケア お顔の乾燥が気になって、
多くの方が保湿の化粧品を求めるのがこの冬の時期。
最も気になるのが目元と口元でしょう。
乾燥による小じわや、口元のほうれい線、粉が吹くような現象が出てきます。

体の足のつめ先から頭までで、最も皮脂分泌が少ないのが、目の周り・口の周りです。
目の周りは、水分を保持してくれる角質層が薄く、溝ができてしまいます。
これがシワの原因になります。

 【オススメのケア】 目の周りのコットンパックが効果的です。
部分だけのパックをする際は、まずはお顔全体に 基礎化粧品をつけ
乾燥しないように土台を作ってから、 ご自分に合うローションをコットンを 
上まぶた下まぶた(クマのできる部分)に乗せます。
約3分〜5分貼り付けてください。

パックを剥がした後は、すぐにご自分にあった基礎化粧品を重ねることで過剰乾燥を防げます。 
空気をいれないようにコットンをストレッチさせながら肌に密着させましょう。
継続は力なり。
続けているうちにその潤いの違いを実感できるでしょう。

(ポイント)
 ・使用するローションは無添加であること
・ローションはたっぷりとコットンに含ませること
・ローションがひたひたした状態で、乾く前に剥がすこと
そして、パックを剥がしたらすぐに保湿剤を十分に塗布しましょう。
その後、メイクする方は下地をつけてメイクなどを行います。

②口の周りも同様です。
口の周りはコットンパックなどで、角質層の水分保持を手助けをしてあげることで
乾燥の改善が可能です。摩擦やゴリゴリと強いハンドマッサージは不要です。

ぜひ、コットンパックで保湿をしてみてください。
口周りの乾燥が改善されると、ふわっとした潤いを持ちほうれい線が目立たなくなります。

③くちびるの保湿について 
この時期、ドラックストアなどで一番買い求められるのが
保湿の為のリップクリームだと思います。
皆様は、リップクリームを最後まで使ったことがありますか?
多くの方が、リップを買ったものの、最後まで使い切る前に紛失して、
また買い足す・・・ということをされているのではないでしょうか?

唇はホルモンの影響が受けやすいところ、そして常に多大なストレスを感じている場所です。
お酒や醤油、炭酸、油など、ついては舐めついては舐めて、
唇に付着する様々な強い刺激に耐えられる、
打たれ強く、そして乾燥しやすい部位でもあります。
乾燥を感じる度にリップクリームを塗って、乾燥は十分に改善されたでしょうか。
リップクリームは、油分が多いので塗ると一時は保湿されたように感じるのですが、
欠かさず塗り続けると唇の肌のターンオーバーの妨げとなります。

 【オススメのケア】 
①舐めたら拭く、飲んだら拭く、食べたら拭く 
肌は濡れると、肌表面の保湿を守ろうとして、
保湿成分を抱きかかえて乾燥していきます(過乾燥と言う現象)
私達は、意識していなくても気づかないうちにぺろっと 唇を舐めてしまっています。
唇を舐めないようにする、食事のあとはきちんと拭き取る事を意識しましょう。

②朝晩にお使いになっている基礎化粧品を唇にも一緒につける。
この時、過剰な油分で唇の正常機能を妨げないような意識がベストです。

 ③唇、口の乾燥を防ぐ為にもマスクが良いと考えられる方もいらっしゃるでしょう。
確かに、マスクをするとその場は蒸せられるかもしれません。
しかし実際には、マスクを食事や家の中で外した時には過乾燥が始まります。
日々、お肌と同じ様に一緒に基礎化粧品をつけましょう。

皆様、ここまで文章をお読みいただいておわかりでしょうか?
肌の機能は単純です。
肌を甘やかさず、最低限必要且つ、シンプルな保湿ケアにする事で、
肌本来の正常な機能を生かすことが、見た目も若々しい美肌の根源となる事を忘れないでください。

たくさん目にする美容の宣伝に惑わされ、過剰な基礎化粧品を使用することは
逆に正常な肌機能を奪います。
おしゃれ感覚や流行りに憧れて、潤いリップクリームや保湿クリームを
たくさん使い、肌に乗せれるだけ乗せてしまう。というのは 美肌作りや、
アンチエイジングから遠ざかってしまうのです。

手のお手入れについて

 
手のひらの皮膚の性質をお伝えします。 
手のひらと足の裏は最も角質層が分厚い場所になります。 
顔の角質層の何倍にも厚く、肌の角質層にある細胞内の水分を蓄えるNMFという
保湿因子が保ちやすい場所です。 
つまり、手のひらと足の裏はうるおいが保ちやすい肌をしており、
脂の分泌は無い部分です。 

ちなみにですが、「私は脂足で悩んでます」などと話される方がいますが、
実際は 汗と外部からの汚れが混ざってる状態なだけです。 

 私達人間の天から授かったこの体は、絶妙な構造で組み立てられていて
体の機能を学ぶほど「ありがたいな〜」と関心。いや、感謝の気持ちでいっぱいになります。 

手についてもそう。私達は常に手で作業をし、様々な刺激を手で受けています。
大事な部位である手を守る為にも、やはり角質層は厚くできており、
ちょっとやそっとではへこたれないようにできています。 
ありがたいですね。 

特に、女性は朝から晩と水仕事をする方もいらっしゃるでしょう。
薬品を常に扱う美容師さんなどの仕事もそうですが、
酷使しすぎた手は主婦湿疹、手の湿疹などの手荒れで悩まれる方も多いかと思います。
 
こちらも上記の唇のケアと同様に、濡れたら拭くという事を 意識して下さい。 
ですが、水仕事をした手を拭いてもしっかり拭き取るのは なかなか難しいかと思います。 
また、この時期はお湯で洗い物をされるかと思います。 
お湯は水分を保つNMFが失われてガサガサになりやすくなります。 

水仕事の合間にハンドクリームをつける習慣は必須ですが、
現実的には難しい場合には できるのならば、ビニール手袋をつけて作業をすることで
手を守ることが理想的です。 
これは多くの主婦仲間や美容師さん、お客様を拝見していて感じた事ですが、
荒れる前にケアを心がけたいのは、手の場合は厚い角質層に大きなダメージを受けてしまうと
元に戻すのにはかなりの年月が必要になり、心の負担にもなるくらい悩まれる方々を見てきています。 
私の母もそうでしたから。 

男女関係なく、料理を作らない・洗濯をしないわけにはいかないかと思いますので、
特に今の時期は、手仕事の後にはケアを心がける様にしていきましょう。

 

ひざの黒ずみのケア

 
ひざの黒ずみの原因は、ひざをついて摩擦をおこす行為・行動が繰り返されるためおこります。 
「不全角化」という作用によるもので、本来の肌のターンオーバーを乱し 
ひざを刺激から守ろうする為にの角質層を厚く、硬くし膝を刺激から守ってくれてます。 

この場合は、入念に保湿をし続けると、角質が柔らかくなり 無駄な角質層として剥がれていき、
正常なターンオーバーに戻るようにすることが理想です。

 

かかとのケアについて

 
かかとに関しては、足裏の延長で角質層が厚い部分になり、 
やはり常に受ける靴下や靴の刺激から守ってくれてることになります。 
ひざとおなじように保湿は心がけたいですね。 

膝やかかとの保湿は 乾燥する冬の季節はするけれども、
夏の時期なると湿度があるためベタベタして、やらなくなってしまう方が多いようですが、
夏の湿度が高いときほど角質層が柔らかくなって 不要な皮膚がターンオーバーしやすい季節です。 
そんな知恵を頭に置いて、年間通してひざ、ひじ、かかとのケアをして頂くと
トラブルを招きにくい美肌の土台作りができます。 

よく、かかとやヒザにやすりをかける人がいますが基本的にはNGです。 
どうしても支障があるくらい分厚くなってしまった方は専門家にお任せしましょう。 
保湿をして、自らの角質層が柔らかくなるのが大前提です。 

ちなみにですが、一時期流行った体の垢すりマッサージがありますが、これは最もNGです。 

肌のターンオーバーについて・まとめ

肌はおおよそ28日間かけて生まれ変わりをしています。
2週間、表皮で細胞を作りながら成長し、角質層へ押し上げられます。
残りの2週間は角質層で働いた後、アカとなってはがれ落ちます。
この生まれ変わりのことを「ターンオーバー」と呼びます。
ターンオーバーが正常だと、うるおいが保たれ刺激に強い細胞が育ちます。
そして、角質層はバリア機能を発揮し外からの刺激をブロックします。

ゆらぎに強く、うるおいのある肌が出来上がります。
逆に、ターンオーバーが乱れると細胞が正常に育つ事ができなく
細胞と細胞の間にすき間ができ刺激を受けやすく、うるおいも逃げてしまいます。
その為、角質層の働きも悪くなり古いアカが残ってしまいます。

角質層を傷つけ、剥ぎ取るような行為はオススメできません。 

保湿ケアと言っても、部位によってやり方は異なります。 
ぜひ、日々のケアに取り入れて健やかなお肌作りを、一緒に目指しましょう!


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この記事を書いたプロ

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