コラム
(4)三角定規を使うときの裏ワザ
2024年4月1日
三角定規というのは、小学生にとってそれほど身近ではありません。使う場面は、垂直な2直線を作図するときと、平行な直線を作図するときくらいです。でもそれが意外に難しい。正確な垂線、正確な平行線を書けていない小学生が多くいます。
それはなぜか?原因が3点あります。
⑴三角定規2枚と鉛筆の3点を操作する必要がある。
⑵三角定規を形状の関係からか、意外と滑りやすい。
⑶基準線に三角定規を当てるとき、正確に当てていないことが多い。
(1)(2)については「すべり止め加工」つきの三角定規販売されていますので、それを使えばある程度解決します。(下の写真)
(3)については便利な裏ワザがあります。次の写真を見てください。
小学生は上の写真のような太い線を描くことがよくあります。
下の写真を見てください。太い線が原因で三角定規が斜めに当てられているのが分かります。
では、どうすればいいのでしょうか?次の写真を見てください。
上の写真のように、定規と線との間に細い隙間を作ればいいのです。この場合はほぼ正確に当てられています。
下の写真の場合は、少し斜めに当てられているのが分かります。
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