情報サービスとコーチングで入札をビジネスチャンスにするお手伝い（2/3）

入札情報が検索できる「入札王」を提供し、落札のノウハウや入札の基礎知識を伝授

　青柳さんが取り扱う入札情報サービス「入札王」では、全国各地の入札情報をWEBで検索できる上に、新着案件を毎日電子メールで配信。官報や新聞などを元に探すよりも、時間と手間をかけずに情報を集めることができます。

　「入札王は、インターネットが普及しはじめた2000年初頭、官庁や役所に日参して入札情報を得るのは非効率であり何とかできないか、という問題提起により誕生しました」

　入札王の販売と並行して取り組んでいるのが、コンサルティング業務。ベンチャー、楽器製造販売、ロジスティクス企業など、多様な業種の会社を顧客に持ち、入札の基本知識や参加資格の取得、落札に向けたノウハウなどを伝授しています。
　顧客からは「入札を組織的に行うことの大切さが分かった」「入札は地域に貢献できるビジネスであると再認識し、モチベーションとなっている」「会社の信頼性が向上した」などの声が寄せられていると言います。

　さらに、中小企業や個人事業主、副業での入札参加を目指す個人を対象に、オンラインによるコーチングも提供しています。
　「入札制度の基本や資格取得について学ぶ入門コースと、計画、実行、評価、改善のPDCAサイクルの回し方や入札王の効果的な利用法を扱う実践コースの二つを用意。いろんな人に入札に参加してもらうべく、入門コースは無料としています」

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【次ページ】入落札データを分析する「入札総合研究所」を設立し、「入札王」の販売代理店として創業

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