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木村徳之

お客さまの要望を上手に反映させる家づくりのプロ

木村徳之(きむらのりゆき) / 建築士

株式会社TOKU設計

コラム

注文住宅を手掛ける私が、なぜ「お客さまの要望を上手に反映させる家づくりのプロ」なのか?

2024年4月23日 公開 / 2024年4月24日更新

テーマ:安心できるマイホームを提供します!

コラムカテゴリ:住宅・建物

設計する人=建築家?

せっかく建築士に設計依頼したのに、建築士の考えを押し通し
「要望を聞いてもらえなかった!」
「住んでみると住みにくい!」
「格好は良いけど雨漏りする!」

等といった不満の声を聞いたことがあります。
こんな設計をする人は建築家と言えるのでしょうか?

一生に一度の買い物、桁違いの大金を使っての一大事業!
なのに、住んでから後悔したり、トラブル続きだったりしたら
あなたはどう思いますか?

泣き寝入りはさせたくありません。

こういう事案が何故起こるか理解に苦しみます。
一番の原因は
「信頼を築けなかった」
という事でしょうネ。

昔、若いころ

私が20代の頃担当した物件で
「至る所に飾り棚が欲しい」という要望がありました。

私なりに考え、所々に飾り棚を設けましたが、
工事が進み、形が出来てくるとお客様から

「こんなの飾り棚じゃない!」とお叱りを受けました。
私の考え方を説明すると
「あなたがここに住むのなら良いよ!」と言われたのです。

自分の考えを十分に説明せずに先に進んだ私の失敗です。

これがきっかけで
お客様の要望を一番に考え
設計をするようになったのです。

それから...

それから数年経ったある物件で完成の時
「素晴らしいお家!」「ありがとう!」
と言ってもらえました。
これが私にとってとてもうれしい言葉でした。
それが私の設計スタイルの始まりです。

時間はかかるかもしれません!

このスタイルに気を置くようになってから
打合せに係る時間が少し長くなりました。
詳細な説明をしたり、色々な要望をお聞きしたり、
私の考えを提案したり
そして、この中で冗談言ったり、なごみの時間をとりながら
楽しく設計を進めさせていただいています。

現場でも

現場の監督さんはじめ職人さんとも
お互いの考えをぶつけ合い、お互い納得したうえで
工事を進めています。(苦手な職人さんもいますが。。。)

ただの建築士

私は世に言う「建築家」ではありません。
ただの建築士ですが、皆様に喜んで頂ける
建物を提供し続けます。

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