岡本陽プロのご紹介
「組織を強くする管理職」をいかに育てるか(1/3)
マネジャーとしての自覚を促す
企業にとって人材は生命線。社員育成は組織の永遠の課題です。中小企業診断士の国家資格を持つIMソリューションズの岡本陽社長は、IT関連会社の営業マン、プロジェクトマネジャーを経て、営業をアウトソーシングで請け負うベンチャー企業で社員教育やマネジメントに携わった豊富な経験を生かし、2014年4月に独立、16年7月にIMソリューションズを設立。営業マン、管理職、経営者の視点を持ち合わせた中小企業向けの人材育成支援を得意としています。
「企業の成長には管理職の教育は欠かせません。組織を強くするには、経営者と従業員をつなぐ管理職の『振る舞い』が鍵」と岡本さんは断言します。
「部下が自立しない、手がかかりすぎる、といった悩みをよく聞きますが、営業マンとして必要な基本的動作を上司が教えていないことは意外と多いんです」。部下とのコミュニケーションが取れない管理職が増えていることも要因の一つに挙げます。
管理職は本来「マネジャー」ですが、従業員数が少ない中小企業では、業務効率化を進める中、管理職自らが「プレーヤー」となって立ち回らないといけないケースも少なくありません。いわゆるプレイングマネジャーです。しかし、往々にしてプレイングマネジャーは自分の成績を出すのに必死。「一見働いているように見えますが、それで仕事をした気になっている人は多い。自分で数字を出すのは部下を働かせるよりも楽ですから」とずばり。
「ベテランが動けば短期的な成果は上がりますが、それを超える才能は育ちません。次世代は小粒な人材となり、組織は強くなりません」。岡本さんは、管理職にマネジャーとしての自覚を促します。
「管理職の真の評価とは、自分の部下をいかに動かし、稼がせることができるかです」
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