保育士ピアノ講座ピアノをいきなり弾き始める前に

2018年9月10日公開 / 2019年10月3日更新

テーマ：保育士を目指す人のピアノ講座

コラムカテゴリ：趣味

楽譜を見ていきなり弾き始めていませんか？

ピアノが苦手、、、という方が知らず知らずに見落としている大切なことが沢山あります。

それをクリアしてくことで、しっかり楽譜を読んでピアノが弾けるようになりますよ！

さて、あなたは、「この曲にトライしてみよう！」と思って楽譜を開いてすぐ、何をしていますか？？

始めの音を見ている人、か・な・り！！多いのではないでしょうか？？

「楽譜を見て、いきなり始めの音を見て弾き始める」これ、タブーですよ！

「じゃぁ、どこを見ればいいの〜？？音を読まないと弾けないでしょ！！」と思ってる方、少しお待ちを。。。

楽譜に書かれていることの一番初めは本当に最初の音？

始めの音の前には、本当に何も書かれていないでしょうか？？

いえ、これから弾く曲に関してのとても重要なことがたくさん書かれていますよ！

見てるようで、見えていない状態。

ただ、あることが当たり前になってて眺めているのです。

「なんのこっちゃ？？」（訳:どういうこと？）
ですよね？（笑）

では、実際に楽譜を見て確認しましょう！

はじめに、これはバイエル82番の楽譜です。

この楽譜で説明していきますね。

まず、

私はここを見ます。

大譜表かどうかの確認をしていますか？

時々、1段だけの時があることも、、、？

次に

上の段がト音記号、下の段がヘ音記号になっていますね。

時々、両段ともに、ト音記号であったり、ヘ音記号である場合があるのでしっかり確認しましょう。

まだまだ続ききますよ。

調号ですね。

結構、ここを見てなくて、♯や♭が付いていない状態で弾いてしまい、なんだか訳のわからない音楽になってしまうというパターン、よく見かけます。

次、とても重要なのですが、、、

拍子記号ですね。

結構、ここを見てるようで見ていない生徒さん多いです。

いつも何拍子か意識しながら弾けていますか？

実は、拍子をしっかり取った方が、リズムも読みやすくなりますよ！

次は、

始めの音が何拍目から始まっているか、確認していますか？？

この曲は、3拍目から始まっていますね。

アウフタクトの曲です。

そして、

最終的に仕上げる曲のテンポはどれくらいなのか、みていますか？？

おまけですが、、、

音楽用語もみれるとベストですね！

さて、皆さんは、楽譜を見て弾き始める前に、これらのことを一旦確認できていますか？？

本当は、これらを確認した上で、テンポを定め、拍子を感じながらリズムを取り、そこに音を付けていくのが良いですね。

ピアノは苦手と言ってる子を見ていると、
これらの事をきちんと見てなく、いきなり弾き始めるから、訳が分からなくなってしまっているなと感じます。

これらの事を、クリアした途端、皆さん突然以前に比べて弾け始めます！

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この記事を書いたプロ

子どもの自尊心が輝き出す音楽教育のプロ

小山真梨（小山真梨音楽教室）

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