ピラティスをベースにしたパーソナルトレーニングで、やりたいことがいつでもできる体づくり（1/3）

手技を通じて体をほぐしながらコンディションを見極め、トレーニングを構築

　「あったらいいなと求めていたプログラムを自分で作りました」と話すのは、大阪府寝屋川市で「パーソナルピラティス＆ヨガsmile」を主宰する河村亜美さん。

　マンツーマンのセッションでは、まず、ヨガや整体の流れをくむ“タイ古式マッサージ”で30分かけて全身の緊張をゆるめます。続いて、リハビリから発展した“ピラティス”をベースとしたトレーニングを60分間たっぷりと行うのが特色です。

　「人体の構造に関する解剖学をはじめ、心身に関する学習を進める中で、体を十分にほぐしてから一連の動きに取り組んだ方が、効果が高いのではと常々考えていました」
　
　手技によってケアを受ける側にとっては癒やしの時間ですが、河村さんにとっては、その人の体の状態を把握する大事な時間なのだそう。
　「同じ人でも日によってコンディションが違います。例えば、今日は右ふくらはぎが相当張っているなとか、ストレッチなどを重ねて背中がだいぶ柔らかくなってきたなとか。得た情報をもとに、その日のメニューを調整します」

　ピラティスは、正しい骨格の位置や筋肉の動かし方を意識しながら行うエクササイズ。姿勢を整えながら、悩んでいる人が多い腰痛や肩こりにもアプローチしていきます。日常活動がスムーズにできたり、スポーツのパフォーマンスがよくなったり、やりたいことをいつでもやれる体を作ることが最終的な目的です。

　「正しい体の使い方を染み込ませるために、少なくとも始めて3〜4カ月は週に1度のペースで来ていただきたいと思っています。ですから、続けやすい料金設定にしました」

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