コラム
「上司との人間関係最悪で会社を退職したい。」山口さんはどう乗り越えたのか。
2021年7月16日
職場の人間関係に悩む方は後を絶ちません。
今回、職場の上司との人間関係が最悪な状態で、「会社を退職したい」というとこまで追い詰められた山口さんが、いったいどのように乗り越えたのか。どのようにして奇跡的な復活を遂げたのかについて触れていきたいと思います。
山口さんは、最悪の苦境の中から這い上がり、前代未聞の業績を達成したことはもはやJIMCCA福岡コーチングアカデミー の歴史として語られています。
当時、Y社のリーダーとして研修にお見えになった山口さん。
そこで語られる衝撃の事実。
「実は会社を辞めようと思うんです」と。
さらに、語られる数々の事実。
上司との人間関係に悩み、出店先の管理部門からのパワハラを受け、精神的にも追い込まれ、選択肢は辞めるしかないほどに。そこからの本格的なコーチングの開始でした。
パワーの大きい(元気な)山口さんは、マイナス面のパワーも大きなものでした。
山口さんを理解できない上司には到底操縦不能。そして対処不能。そうすると立場と権限でねじ伏せようとする。そうなると、山口さんは、本来の力を全く発揮できなくなってしまう。
→弱る→自信喪失→精神衰弱の悪循環に。こんなメカニズムでした。
まずは、本来の山口さんを取り戻すべく、良い時の山口さんを思い出してもらい、一つ一つ確認していきました。忘れかけていた長所も思い出してもらい整理していきました。
長所や才能の活かし方、短所を出さない調整法を身につけ、過去の反省から、修正する習慣は修正していきました。
そこから新たなコーチングスキル、コミュニケーションスキル、リーダーとしての心構え、部下の活かし方、効果的に単価を上げ、売り上げを上げる方法。
など、あらゆる方策を講じていきました。
結果で上司を黙らせる
結果で周りを味方につけていく
その間に自分を成長させる
それを見事にやり遂げました。
もちろん、山口さんには元より素養があったことは言うまでもありません。
研修が進むにつれ、売り上げがうなぎ上りに。
博多駅に隣接する、わずが5坪ぐらいの売り場スペースで、当初年間6000万の売り上げを、数ヶ月で3億まで引きあげ、伝説の男となりました。
そこからさらに快進撃が続き、いつしか名刺には、事業部長の肩書に。
扱い額も10倍以上に。数十億。まさに会社の屋台骨を背負うまでに。
『山口さんやりましたねー出世しましたねー』
「いやいや 先生のおかげです…」
『山口さんの頑張りですよ!』
「あの時、先生が救ってくださったから今があります。」
『山口さんが本来の力を出せるようにお手伝いしただけですよ』
「今、部下や若い社員の間で、私はエリート街道まっしぐらで来たように思われてるんです(笑)」
『ははは…皆何も知らないんですねーそれだけ年月が経ったということです。』
山口さんは、会社で思うように力を発揮できない。会社からの評価が低い。上司に理解されない。
社内のコミュニケーションがうまくいかない。など深刻な悩みを持つビジネスパーソンにとって、身近にいる存在として、その姿、生き様が皆様の希望になっていかれることでしょう。
悩めるビジネスパーソンも多く、間違った解決の選択を行い、さらに悩みを深刻にするケースも後を経ちません。悩んでるいる状態は、心が弱くなっている状態。
その状態では、悪い情報を受け入れやすくなり、脆く危険な状態であると言えますが、同時に、
山口さんのように、自分を修正するチャンスでもあります。正しく修正すれば、正しい結果に。
苦境の後、正しく修正できた人の言葉、身近な人の言葉が、何よりも安心安全な言葉だと思います。その意味でも、山口さんには、ありのままの姿で、ありのままの言葉、飾らない言葉で、
ビジネスパーソンの悩みに答えていただきたいと願います。
山口さんのようにパワーの大きい人は、抑圧されたり、攻撃を受けて弱らされるケースが多くあります。弱らされた状態では、とんがりがなくなり、つまり謙虚になったと思われる節があります。
これは大きな間違いです。
山口さんは、持ち前のパワーは以前のように戻し、短所が出ないように「謙虚の蓋」をしていきました。
「がんばるけど謙虚に」など言葉や行動を謙虚の蓋でしめくくるというトレーニングを重ねていきました。そのことにより、山口さんの本来持つパワーが、それ以上に発揮されていきました。
パワーが大きいが故に、自分が弱ってしまっている方には、是非参考にしていただきたいと思います。
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