今週土曜は岡山大学グリークラブの入部式です＞合唱のサークルは本当におすすめです

2024年4月25日

テーマ：合唱

コラムカテゴリ：スクール・習い事

今から16年程前に、指揮の講習会が毎月開かれていて
そこに大学生たちが歌い手として、また、学生指揮者が勉強に来てくれていました。
一緒に歌い、勉強するうちに仲良くなり、オペラやミュージカル、合唱の舞台にも
彼らは参加してくれるようになりました。
そのうちに「大学の合唱サークルに指揮を教えに来てほしい」と言われて
月に一度、夕方から夜に大学のサークル棟へ通うようになりました。

それからずっと4月末の入部。
6月の合唱フェスティバル。
夏のサマーコンサート。
時には第九にも一緒に。
12月の定期演奏会。
1月の初振り（新人学生指揮者のデビュー）
卒業
と、ずっとそれを一緒に経験すると
学生時代を思い出して嬉しくなったり切なくなったり・・・

入部の時に必ず「みなさんはほんとうにいいサークルを選びましたね」と挨拶の中で言いますが
それは心からそう思うからです。

集まって歌う、歌うだけではなくさまざまな活動を通して互いに成長。
一生の思い出を一緒に作っていく。

合唱も一年を通して聴いていると
何か「秘伝のタレ」のようなものはずっと引き継がれていて
それプラス、今いる人たちで新たな味付けを加えているような感じです。
大人から言われてするのではなく、自分たちで考えて声を使って音楽を作り上げていく。
この尊い様子を見ていると
この岡山大学グリークラブはもしも私が学生だったら
ぜひ入って活動したいおすすめのチームです。

今週の土曜に入部式ですが、その後でも問題なく入部できます。

コロナ禍では合唱サークルは活動が相当制限され、集まることもままならなかったですが
それでも連絡を取り合い、励まし合い
定期演奏会も無観客で行い、動きを止めなかった。
マスクが任意になってから少しして高齢者の施設にも歌いに。

学生指揮者のレッスンもなかなか行えない中、オンラインも使用して
また、時々ではありますが、できる時に短時間でも伝えることを精一杯伝え
学生たちも素早い吸収力で音楽を濃く深く取り込み
続けていくことができました。

合唱の世界は高齢化と活動の制限により休止、あるいは停止してしまった団体も少なくはないです。
この先はどうなるのかな？といまだに不安なことももちろんあるのですが
それでも学生たちの歌声を聴くと、元気が出ます。
これからも応援していこうと思います。
彼らの演奏はyoutubeで聴いていただくことができます。
ぜひご覧くださいね。

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